月額利用料・初期費用

　まず気になるのが、維持費用がいくら掛かるのかということです。当然ですがそのレンタルサーバーを使い続ける限り利用料を支払い続けなければなりません。利用料を支払わなければ契約は解除され、そのレンタルサーバーを使って公開しているサイトは表示されなくなり、メールも使えなくなります。
　利用料金に関しては、基本的にずっと支払い続けることができるという金額で予算立てする必要があります。機能が高いからとか、ディスク容量が大きいからなどを優先して、ちょっと高いけどなんとかなるだろうという選び方をすると、料金が払えずにサイト閉鎖などという結果になってしまうかもしれません。
　レンタルサーバーを選ぶ際に利用料金は最優先で考えるべきポイントだと思います。

　多くのレンタルサーバーは、利用料金を月額いくらという表示をしています。当サイトでもそれにならって月額換算での利用料を表示しています。
　ですが、月々利用料を支払う方式になっているレンタルサーバーはそう多くはありません。多くは6ヶ月分とか1年分とかをまとめて支払うかたちになっています。月々1000円ならいいけど、年に1回まとめて12000円となるとそのときの状況によってはきついというケースもあるかと思いますので、どういうサイクルでの支払いになるのかも確認しておくことも大切です。
　レンタルサーバーやプランによっては、3ヶ月分、6ヶ月分、12ヶ月分など選んで支払えるところもあります。ただし、支払う月数が少ないほうが1ヶ月あたりの料金が割高になることがほとんどです。

　レンタルサーバーを契約する場合に初期設定費用が掛かります。最初の1回だけなので、利用料ほど気にする必要はないかもしれませんが、会社によってかなりばらつきがあるのも事実です。月額利用料がほぼ同じぐらいでも初期設定費用が大きく違うという場合もあります。
　期間限定で初期費設定費半額とか無料とかのキャンペーンを行なうレンタルサーバーも多いので、タイミングが合えばそういうキャンペーンを利用するのも手だと思いますが、それだけで選ぶのはやめたほうがいいでしょう。